きょうのおばば

相変わらず自分の世界(ちょっと現実より)でものを言っておりました。

体も酷い赤汚れとかもなく綺麗そうだったし。
食べ物汚れの服着てなかったし。
相変わらずのリクライニング拘束状態だったけど。

上菓子のお品の良いまんじゅうを喜んで食べてた
あっついお茶も飲んで
きんつばも半分だけ食べて
あまり甘かったのかもういいそうで
残りは私がいただきました。

いつ施設に入れるのかなあ
歩行訓練とかしてくれないかなあ

プライドだけで生きてきた人だから
苦労はもちろんてんこ盛りだったけど
人を思いやる気持ち特にマイナーな人に対してね
あんまり親身じゃ無かったからか
自分に降りかかる事が気に入らないと反抗するらしくて
職員に酷くされてそう

したくなる気持ちも分かるけど
人に好かれる人じゃない
私と一緒
可愛いおばあちゃんにはなれない人種かも

身にしみて分かってる
あの事以来
あのさげすみの表情で見られたときから
ああ、私たち親子は親切にされない人種なのだと実感してしまった

人間性が低いのかもしれない。
でも生きているよ
他人にあんまり構われない人種

さみしいね
どうしようもない